網走監獄資料館|農場|獄舎札幌帰路
 農場
資料館を出て歩いていると、遠くで農作業をしている受刑者達がいた。
明治29年に設置された網走刑務所二見ヶ岡農場の農作業をリアルに再現している。
人形なのだが、本当に本物の人間がいるように見える。
「いや〜この小さな石、とっても重いなぁ!」と、受刑者の作業を手伝うユウちゃん(左写真)。
「均等に並べなさいよ!」と、厳しく命令するシノ(左写真)。
「シノ看守、怖いよ・・・。」と、ユウちゃんはカメラマンのフクちゃんに話しかける。
そして、その作業を監視している看守に「缶コーヒーって飲んだことある?美味しいよォ。」と、またまた話しかけて奨めるユウちゃん。
「何かクルクル回ってるよぉ。」と、シノが駆け足で近寄ってみると、ハトが回っているではないか。
「どうしてハト!?」と、不思議そうにハトを見るシノ(右写真)。
電話がなかった当時、ハトを飼育してハトを通信手段に利用していたのだ。
「なるほど〜。ハトって頭いいねぇ。」と、関心するシノ。
もしもシノが伝書バトだったら飛んだきり帰って来れないのは誰もが分っていた。
農場の建物内では、受刑者が食事している様子が再現されていた。
食事中の受刑者と記念撮影するさっちゃん(左写真)。
「お茶、飲むか?」と、おかずが入っている器にヤカンを傾けるユウちゃん(右写真)。
「やめてくれ〜!」と受刑者の声が聞こえてきそう。
食堂の奥では、炊事場で受刑者が受刑者達の料理を作っていた。
大きな鍋からは、湯気が立ち上り、「手湯ですねぇ〜?アッチャ〜!」と、熱くもないのに叫ぶユウちゃん(左写真)。
その傍らで野菜を洗う受刑者達。
その受刑者に「テキパキ作業しろ〜。」と、大根で受刑者の肛門を「ブスッ!」と、どっ突っつくシノ(右写真)。
農作業で汚れたワラジや足を洗う場所で「ねぇねぇ。洗い方これでいいのか〜?」と、ワラジの洗い方を教わるユウちゃん(左写真)。
浴場で「いい湯だねぇ。」と、ポーズを取るユウちゃんとシノ(右写真)。
なんともこの二人ボケをかますいいコンビだ。
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舎房を紹介しよう!
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